2022年12月15日放送のNHK「あさイチ」今日の”みんなゴハンだよ”の料理は、精進料理をアレンジした「厚揚げでベジ肉じゃが」のレシピを和ごはん研究家の麻生怜菜さんが教えてくれました。
今日の料理は、肉や魚を使わない精進料理をアレンジした一品、お肉の代わりに厚揚げを使ったベジ肉じゃがです。
早速、「厚揚げでベジ肉じゃが」の材料や作り方、コツなどの詳しいレシピをまとめてみました。
「厚揚げでベジ肉じゃが」のレシピ(2人分)
簡単で現代風にアレンジされた「ゆる〜い精進料理」で、肉の代わりとなる厚揚げは、お湯で油を抜き、じゃがいも、にんじん、そして、たまねぎの代わりに切り干し大根を使います。
しいたけと昆布のだしに調味料を加え、煮込んで仕上げます。
材料
- じゃがいも:200グラム
- にんじん:100グラム
- 切り干し大根:10グラム
- 結びしらたき:50グラム
- 厚揚げ:150グラム
- ごま油:大さじ1
- しいたけ昆布だし:200ミリリットル
※材料・作り方は下記参照 - 酒:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- みりん:大さじ2
- ブロッコリー:100グラム
- しょうゆ:小さじ1
- 【しいたけ昆布だし】つくりやすい分量
- 水:500ミリリットル
- 干ししいたけ:1~2枚(10グラム)
- 昆布:10グラム
作り方
- じゃがいもの皮をむき、4センチ角に切ります。にんじんも皮をむき、3センチ角に切ります。
- 切り干し大根は、5分ほど水で戻し、軽くしぼって食べやすい大きさに切ります。結びしらたきは湯でサッと下ゆでします。
- 厚揚げは、湯をかけて油を落とし、紙タオルで水けをとって一口大に切ります。
このひと手間をかけることで、味がしみ込みやすくなります。
厚揚げは、木綿の厚揚げが、炒めた時に崩れにくいのでオススメです。
- 鍋にごま油を入れ強火で熱し、じゃがいも、にんじん、切り干し大根、しらたき、厚揚げを入れて全体に油がまわるまで、やさしく混ぜながら約2分間炒めます。
- 「しいたけ昆布だし」、酒、しょうゆ、みりんを加えて強火で煮ます。
煮立ったら中火にし、落としぶたをして、時々混ぜながら約15分間、その後、落としぶたを外して約5分間、煮詰めます。
- 煮詰まったら、小房に分けて、3~4分間下ゆでしたブロッコリーを鍋に加え、ブロッコリーに煮汁がなじむように全体を軽く混ぜます。
- 煮汁が少なくなってきたら火を止めて、しょうゆ(小さじ1)を回しかけ、サッと混ぜて完成です。
【「しいたけ昆布だし」の作り方】
- 水に「干ししいたけ」と「昆布」を入れて常温で3時間おきます。
- つくりやすい分量
水:500ml
干ししいたけ:10グラム
昆布:10グラム - 冷蔵庫で1週間保存可能で、余っただしは「みそ汁」などに使ってください。
1日たったら昆布はとろみが出てくるので、出してください。
和ごはん研究家の麻生怜菜さん
和ごはん研究家で日本食文化史講師でもある麻生玲奈さんは、精進料理や和食を得意とされています。
ご主人の実家がお寺だったことから、精進料理に興味を持たれて学ばれたそうです。
ヘルシーで食物繊維が多く含まれる食材が多い精進料理を、シンプルな食材や調味料を選んで、不要な添加物は出来る範囲で回避して、頑張りすぎず、家庭でもつくれる「ゆる精進料理」を提案されています。
麻生玲奈さんが主宰されている精進料理教室はこちらです→あそれい精進料理教室
この日放送されたレシピ
この日紹介されたレシピ
「パティシエ流すき焼」はこちらです↓
「北大路魯山人風アレンジすき焼き」はこちらです↓
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日のお料理は、「厚揚げでベジ肉じゃが」のレシピでした。
肉や魚を使わない精進料理をアレンジした一品、お肉の代わりに厚揚げを使ったベジ肉じゃがです。
煮る前に野菜を炒めることがポイントです。
最初に野菜を炒めることで、油でコーティングされ煮崩れしにくくなり、野菜それぞれのうま味を閉じ込めることができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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