2022年11月26日放送の「土曜はナニする」の10分ティーチャーでは、料理研究家の藤井恵さんが豆板醤を使わない減塩レシピの「減塩麻婆豆腐」の作り方を教えてくれました。
今回の減塩レシピでは、豆板醤の代わりに「赤唐辛子」を使い、塩分を控えて辛味を出した減塩マーボー豆腐です。
早速、「減塩麻婆豆腐」の材料や作り方、コツなどの詳しいレシピをまとめてみました。
「減塩麻婆豆腐」レシピ(2人分)
マーボー豆腐に使われる「豆板醤」には、かなりの塩分が含まれているので、今回は「赤唐辛子」を使って豆板醤の辛味の良さだけを引き出します。
今回は、「豆板醤」を使わずに、1人前の塩分を2.1グラム(一般的麻婆豆腐)から1.2グラムへ減塩する「減塩麻婆豆腐」をつくります。
材料
- 豚ひき肉(もも):100グラム
- 万能ねぎ:8本(小口切り)
- 厚揚げ:1枚(2cmほどの大きさに切ります)
- 赤唐辛子:4〜5本
- にんにく・しょうが:各1かけ(みじん切り)
【調味料】
- サラダ油:小さじ1
- しょうゆ:小さじ1
- ラー油:小さじ1/3
- 砂糖:大さじ1/2
- 片栗粉:大さじ1/2
- 酒:大さじ1
- みそ:小さじ1
- 粉ざんしょう:適量
作り方
- 赤唐辛子をぬるま湯つけて、ふやかします。
《減塩ポイント》
「豆板醤」の辛味を「赤唐辛子」で代用します。
ぬるま湯につけて、ふやかすと辛味が出やすくなります。
- 赤唐辛子の水気をふきとり、豚肉、しょうが・にんにく・ねぎと一緒に炒めます。
《減塩ポイント》
「豆板醤」のうま味を「ひき肉」で代用します。
ひき肉は、炒めすぎないようにすること!
炒めすぎるとうま味を閉じ込めてしまうので、炒めすぎず、サッと炒めることでうま味を広げて、感じやすくします。
- 水を加えます。
今回は水を使います。
本来ならば鶏がらスープの素などを加えますが、水だけでも豚のひき肉から十分に美味しさがでるので、全く減塩を感じさせません。
- 厚揚げを加え、みそ・しょうゆ・砂糖を加えてひと煮立ちすれば、火を止めて、水溶き片栗粉を入れてトロミをつけます。
《減塩ポイント》
麻婆豆腐の主役の「豆腐」を「厚揚げ」で代用します。
水分が多い「豆腐」は、味がからみにくく、味も濃くなってしまいます。
「厚揚げ」は水気が切れているので、味がからみやすく、味が濃くなる心配がないです。
- 器に盛り付け、ラー油と粉ざんしょうをかけてパンチをきかせれば完成です。
料理研究家の藤井恵さん
料理研究家で管理栄養士でもある藤井恵さんは、「家族の元気は食卓から!」をモットーに家庭でつくりやすいレシピを多く紹介されています。
テレビの料理番組やレシピ本の執筆などで活躍されており、家族が元気に過ごせるように日々腸内環境を整える食事を意識した、簡単でセンスあふれるレシピが好評です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の料理は、料理研究家の藤井恵さんが教えてくれた、豆板醤を使わないでつくる「減塩麻婆豆腐」でした。
豆板醤の辛味は赤唐辛子で、うま味はひき肉で、そして主役の豆腐は厚揚げでと減塩のためのアイデアがいっぱいでした。
このレシピでつくれば、一般的な麻婆豆腐の塩分は1人前2.1グラムだそうですが、減塩麻婆豆腐は、なんと1.2グラムまで減塩されます。
健康のためにもつくってみたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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