2022年11月24日放送のNHK「あさイチ」今日の”みんなゴハンだよ”の料理は、「残ったパンでパングラタン」のレシピを料理研究家の枝元なほみさんが教えてくれていましたね。
今日の料理は、意外と残りがちな食パンやフランスパンをおいしく食べきるグラタン料理、フードロスを減らすことにもつながる一品です。
早速、「残ったパンでパングラタン」の材料や作り方、コツなどの詳しいレシピをまとめてみました。
「残ったパンでパングラタン」のレシピ(2人分)
意外と残ってしまいがちな食パンやフランスパンをおいしく食べきる「パングラタン」、今回は食パンをカリッと焼いて使って作ります。
また、ホワイトソースは、生クリームではなくクリームチーズでつくりコクを出しています。
材料
- 食パン(6枚切り):2枚
- オリーブ油:小さじ1
- ベーコン(かたまり):50グラム
- たまねぎ:1/3個
- しめじ:50グラム
- ブロッコリー:1/2個
- ピザ用チーズ:50グラム
- バター:10グラム
- 【ホワイトソース】※つくりやすい分量です。
小麦粉:大さじ3
顆粒チキンスープの素(洋風):小さじ1/2
塩:小さじ1/2
牛乳:2カップ
バター:20グラム
クリームチーズ:20グラム
作り方
- 食パンを2センチ角に切り、フライパンで転がしながら弱めの中火で表面をカリッと焼きます。
フライパンで焼くことで、パンの側面もカリッと焼けます。
今回は、食パンを使っていますが、味のあまりついていないパンなら、バゲットでもなんでもOKです。
- ホワイトソースをつくります。
火にかけていない鍋に小麦粉・顆粒チキンスープの素・塩を入れ、泡立て器で混ぜてから、牛乳を少しずつ加えて、ダマにならないように混ぜて溶きのばします。
牛乳は、少しずつ加えて溶きのばしていきます。
ホワイトソースは、残ったらチャック付き保存袋に入れて冷凍庫で1か月間保存可能で、パスタやドリア、スープなどに使えます。
保存する際は、平にして冷凍しておくと使いやすくなります。
- 小麦粉が牛乳に溶けたら、混ぜ続けながら強めの中火で熱します。
小麦粉が入っているので、鍋底にくっつきやすくなるので混ぜながら熱します。
- 湯気が立って、鍋の周りにフツフツと泡が立ってきたら、バター、クリームチーズを加えて中火にし、ゴムべらで鍋肌をこすりながら鍋底に8の字を描くように混ぜながら3~4分間煮ます。
火を止めたら、表面に膜がはらないようにふたをしておきます。
生クリームではなく、クリームチーズで味に深みをつけます。
クリームチーズを使うと、コクが出るのと日持ちが良くなります。
- パンが焼けたらフライパンから取り出しておきます。
- フライパンにオリーブ油を中火で熱して、7~8ミリの棒状に切ったベーコンを炒めます。
- ベーコンが炒まれば、薄切りにしたたまねぎ、根元を落としてほぐしたしめじを入れて炒めます。
- たまねぎがしんなりしてきたら、下ゆでしたブロッコリーを加えて、全体がしんなりするまで炒めます。
「ブロッコリーの下ゆで」
ブロッコリーを小房に分けて、フライパンに水(カップ2分の1)と共に入れ、ふたをして2~3分間強めの中火にかけてから水けをきります。
- 炒めたベーコン・野菜が入ったフライパンに、ホワイトソースの約半量を加えて混ぜます。
このときホワイトソースがかたいようなら、牛乳を適量(分量外)加えます。 - 焼いたパンとピザ用チーズの3分の1も加えて全体を混ぜます。
- 耐熱皿に移し、残りのピザ用チーズとバターをちぎって散らし、オーブントースター(1000W)で約10分間(オーブンの場合は200度で約10分間)、チーズに焼き色がつくまで焼きます。
- 最後に、お好みでこしょうを少々ふれば完成です。
料理研究家の枝元なほみさん
枝元なほみさんは、フードロス削減など社会活動にも力を注ぐ料理研究家です。
ロスになりそうなパンを集めて販売する、夜のパン屋さん(パンを焼かないパン屋さん)の活動もされていて、残ったパンを美味しく活用しようとの思いから今回の「パングラタン」も生まれました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日のお料理は、「残ったパンでパングラタン」のレシピでした。
ご家庭で意外と残ってしまいがちな食パンやフランスパンを美味しく食べきる「パングラタン」、使うパンはかたいパンの方が美味しくなるそうです。
そして、ホワイトソースもクリームチーズでつくるので、コクも日持ちも両方ゲットな感じでしたね。
早速、作ってみようと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント