2023年3月1日放送の「それって実際どうなの課」は、「お風呂は湯船に浸かる方が本当に痩せるのか?」の徹底検証でした。
双子のザ・たっちのたくやさんが「シャワーで済ませ」、かずやさんが「湯船に浸かり」、3日間、24時間全く同じ生活を送り、本当に体重差がつくのかを検証しました。
教えてくれたのは、お風呂の研究20年の東京都市大学の早坂信哉先生です。
早速、「湯船に浸かってお風呂ダイエット」のやり方、ポイントなどの詳しい方法をまとめてみました。
「湯船に浸かってお風呂ダイエット」
「湯船に浸かってお風呂ダイエット」の入浴ルール
- 朝・夜の食事後30分にお風呂に入る。
- 湯船の温度は40℃。
- 15分湯船に浸かる。
「湯船に浸かってお風呂ダイエット」の効果の理由
お風呂の研究20年の東京都市大学の早坂信哉先生によると「お風呂に入ることで、シャワーの人よりも痩せる」のは本当だそうです。
- 湯船に浸かることで、体が温まって血液の流れが良くなり、その結果として、代謝が良くなるので、消費エネルギーも非常に増えるそうです。
- 同じ時間で比べれば、シャワーよりもと湯船に浸かった方が、倍くらい消費エネルギーが多いと言われているそうです。
お風呂に入る最適なタイミング
お風呂に入るのは、食後30分後が最適なタイミングです。
- 食後30分後に血糖値があがり始めるので、そのタイミングに湯船に浸かることで血糖値の上昇を穏やかにする効果が見込めます。
お風呂の最適な温度
湯船に浸かる場合のお風呂の温度は、40℃がベストです。
- 41℃以上(熱すぎる)
交感神経が刺激され、血圧が上昇しやすくなります。 - 40℃(ベスト)
体も温まり、副交感神経が刺激され、リラックス効果もあります。 - 38℃以下(ぬるすぎる)
温度が低く、体が温まりません。
湯船に浸かる時間
株式会社LIXILの調べによると、お風呂に入っている平均時間は
- 10分以内:17.9%
- 11〜20分:43.1%
- 21〜30分:25.3%
- 31分以上:13.5%
以上の結果から、15分の入浴時間に。
早坂信哉教授によると、15分の入浴でも効果は見込めるとのことです。
「湯船に浸かってお風呂ダイエット」の検証結果
3日間、ザ・たっちのお二人が、同じ食事を摂り、たくやさんが「シャワーで済ませ」、かずやさんが「湯船に浸かり」、体重の変化を測定しました。
その結果、
シャワーで済ませた、たくやさんの体重変化は、
76.4kg(検証前)→76.7kg(+0.3kg)→76.8kg(+0.1kg)→76.6kg(−0.2kg)
湯船に浸かった、かずやさんの体重変化は、
75.4kg(検証前)→75.1kg(−0.3kg)→75.1kg(±0.0kg)→74.5kg(−0.6kg)
となり、湯船に浸かったかずやさんは、3日間で検証前に比べ0.9kg体重が減少しました。
この結果に対して早坂信哉先生のコメントです。
「思った以上の効果が出たと思います。やはり、代謝が上がると言うのが大きい、お風呂に入ることで代謝そのものが上がるので、それが大きな要因かなと思います。」
「今回は、そういった消費エネルギーに着目していますが、長期的には、心筋梗塞や脳卒中を減らす、介護予防にもつながるといった研究結果も出ていますので、ぜひお風呂に入っていただきたい。」
とのことでした。
早坂信哉先生の著書:入浴は究極の疲労回復術
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、お風呂の研究20年の東京都市大学の早坂信哉先生の監修で「湯船に浸かってお風呂ダイエット」の検証でした。
私は、湯船に浸かる派なのですが、湯船に浸かると一日の疲れが取れますよね。
ダイエット効果については、あまり意識したことはありませんでしたが、なるほどと思うことがたくさんありました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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